トップ > 解体の種類から探す > 愛知県の、重量鉄骨造の解体

鉄骨造の住宅・店舗・倉庫・工場の解体をお考えの方へ

愛知県の、重量鉄骨造の解体。費用の決まり方と、3階建て・店舗・倉庫の注意点

3階建て、店舗、倉庫、工場まで、規模を問わず承ります。
最短即日で現地に伺い、構造を確かめてから、内訳のわかるお見積もりをお出しします。

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大型建物の解体作業(イメージ)
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このページの要点

  1. 重量鉄骨造は鋼材が太く重いため、木造や軽量鉄骨造より解体費用が高くなりやすい構造です。
  2. 3階建てや店舗・倉庫は手順と撤去物が増えるため、現地で構造を確かめてから見積もります。
  3. アスベストの事前調査は義務で、床面積80㎡以上は結果の報告も必要です。

重量鉄骨造の建物を解体するとき、木造住宅と同じ感覚で費用を考えると、見積もりの金額に驚くことがあります。鉄骨が太く重いため、切断や運搬に手間がかかり、使う重機も大きくなるからです。3階建ての住宅や、店舗・倉庫・工場のような事業用の建物であれば、なおさらです。

このページでは、愛知県全域で解体工事を手がける当社が、重量鉄骨造の解体費用がどう決まるのかを説明します。軽量鉄骨造との違い、3階建てで費用が増える理由、アスベストの事前調査、鉄くずの扱い、見積書の確かめ方まで、順に読み進めれば、ご自身の建物の費用感と、相談するときに伝えるべき情報がわかります。

このページでわかること
  1. 重量鉄骨造とは:軽量鉄骨造との見分け方
  2. 重量鉄骨造の解体費用の決まり方と目安
  3. なぜ高くなる? 当社が費用を抑えるためにできること
  4. 軽量鉄骨造との違い:費用・工法・日数
  5. 3階建て・高さのある建物で増える作業
  6. 解体工事の進め方:内装の撤去から基礎まで
  7. アスベストの事前調査:鉄骨造で特に確かめる場所
  8. 鉄くずの扱い:費用にどう関わるか
  9. 店舗・倉庫・工場を解体するときの注意点
  10. 騒音・振動への配慮と、近隣へのご挨拶
  11. 解体後の土地の使い道で、仕上げ方を決める
  12. 見積書で確かめたい6つの項目
  13. 見積もりの出し方について:重量鉄骨造こそ、電話だけで金額を決めない
  14. 当社が手がけた事業用建物の解体事例

重量鉄骨造とは:軽量鉄骨造との見分け方

重量鉄骨造とは、厚みのある鋼材を柱や梁に使った建物の構造のことです。一般に、鋼材の厚さが6mm以上のものを重量鉄骨、6mm未満のものを軽量鉄骨と呼び分けています。法律で定められた区分ではなく、業界で広く使われている呼び方です。

重量鉄骨造は、柱を少なくして大きな空間をつくれるため、3階建て以上の住宅、店舗、事務所ビル、倉庫、工場などで多く使われます。一方、軽量鉄骨造は、ハウスメーカーの2階建て住宅やアパート、プレハブの事務所などで多く見られます。

ご自身の建物がどちらか分からない場合は、次の方法で確かめられます。

  1. 建築当時の書類を見る:確認申請書や設計図に、構造と鋼材の寸法が書かれています。
  2. 固定資産税の課税明細書を見る:構造欄に「鉄骨造」や「軽量鉄骨造」と記載されていることがあります。
  3. 建てた会社に問い合わせる:ハウスメーカーの住宅なら、型番から構造がわかります。
  4. 現地調査で確かめる:柱の太さや梁の形で、解体の専門家ならおおよその判断がつきます。

書類が見つからなくても、解体の見積もりは依頼できます。建物の外観や、使われ方(住宅か、店舗か、倉庫か)を伝えていただくだけでも、構造のおおよその見当はつきます。当社では現地調査の際に構造を確かめ、それに合わせた費用をお出しします。

重量鉄骨造の解体費用の決まり方と目安

解体費用は、延床面積に構造ごとの坪単価をかけて目安を出し、そこに立地や付帯物の条件を加えて決まります。延床面積とは、各階の床面積を合計した広さです。3階建てで各階が20坪なら、延床面積は60坪になります。

当社の料金の目安では、鉄骨造の解体は2.5万円/坪からとしています。ただし、これは鋼材が細く、立地の条件もよい建物を想定した出発点です。重量鉄骨造は、鋼材の太さや階数、建物の用途によって手間が大きく変わるため、坪単価だけで総額を決めることはしていません。

重量鉄骨造は、鋼材の量、高さ、設備や建材の条件で金額が変わります。軽量鉄骨造を想定した単価を、そのまま重量鉄骨造の総額に当てはめることはできません。必要な作業をそろえた見積もりで比較してください。

重量鉄骨造で費用を見積もるときに、当社が特に確かめるのは次の点です。

  • 柱と梁の鋼材の太さと、建物全体の鉄骨の量
  • 階数と、建物の高さ
  • 外壁と屋根の材料(軽量気泡コンクリートパネル、スレート、金属板など)
  • 建物の中に残っている設備や機械、什器
  • 前面道路の幅と、大型の重機やトラックが入れるか
  • 隣の建物との距離

延床面積の数え方で、見積もりがずれることがある

店舗や倉庫では、吹き抜け、中二階、屋外の階段や庇(ひさし)など、延床面積に入るかどうかが紛らわしい部分があります。登記の面積と、実際に解体する部分の広さが一致しないことも珍しくありません。坪単価で計算した金額と見積もりが合わないときは、まず面積の数え方が同じかを確かめてください。当社では、現地で実際に解体する範囲を確かめ、その範囲で見積もりをお出しします。

これらは図面と現地の両方で確かめないと決まりません。だからこそ、重量鉄骨造は電話だけで金額を確定させず、現地調査のうえでお見積もりをお出ししています。

重量鉄骨造の費用を、現場の条件から考える

なぜ、解体費用は高くなる?
当社が費用を抑えるためにできること。

重量鉄骨造は、鉄骨の量だけでなく、高所での取り外し、重い部材の搬出、建物内の設備まで含めて費用が決まります。坪単価を下げる話だけでなく、どの作業が必要で、どこを整理できるかを確かめることが大切です。

費用が高くなりやすい条件

高い場所の重い部材を、順に下ろす必要がある

建物の高さや鋼材の大きさに応じて、重機や吊り下ろしの方法を検討します。道路が狭いと使える機械も限られ、手順や日数に影響します。

当社とのご相談で確認すること

図面と搬入経路を確認して見積もる

当社は現地調査を行い、建物の条件に合わせた工事内容をご案内します。階数だけでなく、前面道路や隣地との距離が分かる資料もお知らせください。

費用が高くなりやすい条件

設備・内装・調査が、本体工事とは別に必要

店舗や工場には、機械や設備、内装が残っていることがあります。建材や設備に応じた調査・処理が必要な場合もあり、単純な面積計算では総額が分かりません。

当社とのご相談で確認すること

撤去対象と調査の範囲を先に明らかにする

残す設備と撤去する設備を整理し、見積もりに何が含まれるかを確認します。当社は現地調査時の説明と、追加費用の有無を明確にした見積書のご提示を行っています。

費用が高くなりやすい条件

解体後の引き渡し条件が決まっていない

売却や建て替えでは、撤去する基礎、残す構造物、仕上げの範囲によって作業が変わります。条件が後から変わると、追加の工事が必要になる場合があります。

当社とのご相談で確認すること

買主や次の工事の要望を含めて範囲を決める

当社には、買主の要望に合わせて整地した工場跡地の事例があります。売却・建て替えの予定がある方は、引き渡しの条件もお聞かせください。

同じ工事内容で比べると、費用の違いが分かります。現場の条件と撤去範囲・処分・調査・仕上げをそろえて比較し、費用を抑えられる方法をご相談ください。補助金による自己負担の軽減は、工事価格そのものの値下げとは分けてご案内します。

見積もりの内容を相談する

他社のお見積もり、高いと感じたら一度ご相談ください

お手元の見積書を見せていただければ、同じ工事の範囲でお見積もりをお出しします。最短即日で伺います。

軽量鉄骨造との違い:費用・工法・日数

重量鉄骨造と軽量鉄骨造は、どちらも鉄骨造ですが、解体の進め方には違いがあります。比べると、次のようになります。

横にスクロールして表をご覧いただけます。

比べる点 軽量鉄骨造 重量鉄骨造
主な建物 2階建て住宅、アパート、プレハブ 3階建て以上の住宅、店舗、倉庫、工場、ビル
鋼材 薄く、比較的軽い 厚く、重い
切断の方法 重機のアタッチメントで切りやすい ガス切断や大型の切断機が必要になることが多い
使う重機 中型が中心 大型の重機やクレーンが必要な場合がある
費用 木造に近い水準になることが多い 木造・軽量鉄骨より高くなりやすい

軽量鉄骨造は、木造住宅とそれほど変わらない手順で解体できることが多く、費用も木造に近い水準になりがちです。重量鉄骨造は、太い柱や梁を切断し、重い部材を安全に下ろす作業が加わるため、日数と費用が増えます。

ただ、軽量か重量かは、費用を決める要素の一つにすぎません。軽量鉄骨造でも、道路が狭く手作業が多い現場では費用が上がります。構造の区分だけで判断せず、現地の条件とあわせて考えることが必要です。また、1棟の中に、木造の増築部分や、鉄筋コンクリート造の車庫がくっついている建物もあります。構造が混ざっている場合は、部分ごとに解体の方法と費用が変わるため、見積書でも分けて書いてもらうと比べやすくなります。

3階建て・高さのある建物で増える作業

3階建て以上の鉄骨造は、重量鉄骨が使われていることが多く、階数による手間も加わります。高さがある建物で増える作業は、主に次の3つです。

足場と養生の量が増える

建物の高さに合わせて足場を組み、防音・防じんのシートで囲います。3階建てでは、2階建てより足場の高さも面積も大きくなります。周りに建物が多い場所では、養生をより厚くする必要もあります。

上の階から順に外していく

鉄骨造は、柱や梁がつながって建物を支えています。外す順番を誤ると、建物が思わぬ方向に傾くおそれがあります。そのため、上の階から順に、屋根、外壁、床、梁、柱と外していく手順を、現地調査で構造を確かめたうえで決めます。

重い部材を下ろす手段が要る

太い鉄骨を安全に地上まで下ろすには、大型の重機や、場合によってはクレーンが必要になります。敷地の広さや前面道路の幅によって、使える機械が変わるため、ここでも現地の条件が費用を左右します。

期日がある場合は、準備の期間も含めて逆算する

3階建ての解体では、足場の計画、重機の手配、道路の使用許可など、着工までに整える項目が増えます。売却の引き渡しや、建て替えの着工日が決まっている場合は、工事の日数だけでなく、この準備の期間も含めて逆算する必要があります。状況によっては、ご依頼から最短で1か月以内に着工できる場合もありますが、まずは現地調査で、どこまで短くできるかを一緒に確かめましょう。

3階建ての解体は、2階建てと同じ広さでも、こうした作業が加わるぶん日数がかかります。工期の目安は、建物の規模と立地でかなり変わるため、現地調査のあとにお伝えしています。

解体工事の進め方:内装の撤去から基礎まで

重量鉄骨造の解体は、おおむね次の順番で進めます。建物の用途や規模によって前後しますが、全体の流れを知っておくと、見積書の項目も読みやすくなります。

  1. 事前調査:構造、アスベストの有無、設備や残置物の量を確かめます。
  2. 届出と近隣へのご挨拶:必要な届出をおこない、工事の期間と作業時間をご近所にお伝えします。
  3. 足場と養生:建物の周りに足場を組み、シートで囲います。
  4. 内装と設備の撤去:内装材、配線、空調、照明、ガラスなどを手作業で取り外し、分別します。
  5. 屋根と外壁の撤去:屋根材と、軽量気泡コンクリートパネルなどの外壁材を外します。
  6. 鉄骨の切断と解体:上の階から順に、梁と柱を切断して下ろします。
  7. 基礎の撤去:鉄骨造の基礎は深く大きいことが多く、重機で掘り起こして撤去します。
  8. 整地:地中にがれきなどが残っていないかを確かめ、土地を平らに整えます。

この流れのうち、4と5は手作業が中心で、日数がかかる工程です。建物を分別して解体し、資材ごとに再資源化することは、建設リサイクル法で義務づけられています。分別を省けば早く終わるように見えますが、法律に反するうえ、処分費もかえって高くなります。

アスベストの事前調査:鉄骨造で特に確かめる場所

解体工事の前には、建物にアスベスト(石綿)を含む建材が使われていないかを調べる事前調査が、法律で義務づけられています。建物の構造や年代に関係なく、すべての解体工事が対象です。

さらに、建築物の解体で床面積が80㎡以上の場合は、調査の結果を都道府県などに報告する必要があります。2023年10月からは、建築物の事前調査を、一定の資格を持つ人がおこなうことも義務になりました。

鉄骨造の建物で、特に確かめる場所は次のとおりです。

  • 鉄骨の耐火被覆:柱や梁に吹き付けられた耐火材に、アスベストが使われている場合があります。
  • 屋根や外壁の材料:スレート板などに含まれていることがあります。
  • 天井や床の材料:天井板や床のタイルなどに含まれていることがあります。

アスベストを含む製品の製造や使用は、2006年9月に全面的に禁止されました。それより前に着工した建物では、含まれている可能性を前提に調べる必要があります。アスベストが見つかった場合は、飛散を防ぐ方法で除去してから解体に入るため、その費用と日数が加わります。

当社の料金の目安では、アスベスト除去は3万円/坪からとしています。ただし、使われている場所と量で大きく変わるため、調査の結果をもとにお見積もりをお出しします。

鉄くずの扱い:費用にどう関わるか

重量鉄骨造を解体すると、大量の鉄骨が出ます。鉄くずは、木くずやコンクリートがらと違い、資源として買い取られることがあるのが特徴です。そのため、鉄くずの扱い方によって、解体費用の総額が変わることがあります。

鉄くずの価格は、市場の相場によって上下します。相場が高い時期には、鉄くずの売却分を解体費用から差し引けることもあります。反対に、相場が下がっている時期や、鉄骨に他の材料が付着していて手間がかかる場合は、差し引ける額は小さくなります。

見積もりを比べるときは、鉄くずをどう扱っているかを確かめてください。

  • 鉄くずの売却分を、見積もりに反映しているか
  • 反映していない場合、その理由は何か
  • 相場が変わったとき、金額をどう扱うか

鉄骨のほかにも、電気の配線に使われている銅、アルミのサッシ、ステンレスの設備など、資源として扱える金属が出ることがあります。建物の用途によっては、これらの量も見積もりに影響します。

鉄くずの扱いが書かれていない見積書は、比べるときに条件がそろいません。当社では、現地調査の際に鉄骨の量を確かめ、扱い方をご説明します。現地調査のお申し込みは、解体工事のご相談ページから受け付けています。

写真で相談したい方へ

建物や設備の写真を、LINEでご相談ください。

構造や専門用語が分からなくても大丈夫です。建物全体、出入り口、残っている設備など、分かる範囲の写真をお送りください。

  • 建物全体・階数
  • 車両の出入り口
  • 残っている設備
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写真で状況を伺ったうえで、必要に応じて現地調査をご案内します。正式な金額は、現地確認後のお見積もりでお伝えします。

送る写真の例写真の撮り方の参考イメージ

全体と、気になっている場所を。

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構造が分からなくても、現地調査で確かめます

設計図がなくても大丈夫です。建物の場所と用途をお伝えいただければ、最短即日で伺います。

店舗・倉庫・工場を解体するときの注意点

重量鉄骨造は、店舗や倉庫、工場などの事業用の建物に多い構造です。住宅とは違う注意点があります。

建物の中に残っているものを先に確かめる

店舗なら什器や厨房設備、看板。倉庫や工場なら、棚、機械、配管、電気設備などが残っていることがあります。これらは建物の解体とは別に撤去の費用がかかります。売却できる機械や設備があれば、先に専門の会社に引き取ってもらうと、撤去の費用を抑えられることがあります。

有害物質の有無を調べる

古い工場や倉庫では、アスベストのほか、ポリ塩化ビフェニル(ポリ塩化ビフェニル)を含む古い電気機器が残っていることがあります。ポリ塩化ビフェニルを含む機器は、法律にもとづいて適切に処分する必要があります。当社では、工場跡地の解体で、ポリ塩化ビフェニルの事前調査をおこなってから処理した事例があります。

テナントや管理会社との調整

テナントの退去にあわせて解体する場合は、退去日、原状回復の範囲、建物の所有者との取り決めを先に確かめます。内装だけを解体して原状回復する場合と、建物ごと解体する場合では、届出も工事の内容も変わります。

内装だけの解体では、建物の構造部分を残すため、どこまで撤去するかの線引きが重要です。原状回復の範囲は賃貸借契約で決まっていることが多いので、契約書と管理会社の指示を先に確かめてから見積もりを依頼すると、やり直しを防げます。

法人や不動産会社の方からのご依頼も承っています。売却前の解体で、買主のご要望に合わせて整地した事例もあります。

騒音・振動への配慮と、近隣へのご挨拶

周囲への配慮を大切にします(養生のイメージ)
周囲への配慮を大切にします(養生のイメージ)

重量鉄骨造の解体は、木造に比べて大きな重機を使い、鉄骨を切断する音も出ます。ご近所への影響を小さくすることは、工事を予定どおりに終えるためにも欠かせません。

事前にご挨拶し、作業の時間帯をお伝えする

着工の前に、工事の期間、大きな音が出る作業の時期、作業の時間帯をご近所にお伝えします。何が起きるかを前もって知っていれば、受け止め方は大きく変わります。当社では、ご挨拶を当社がおこないます。

音と振動を抑える工夫

防音シートで囲い、なるべく音の小さい重機を選んで作業します。地域や使う機械によっては、騒音規制法や振動規制法にもとづく届出が必要になる場合もあり、その手続きも工事の計画に含めます。

道路と通行への配慮

大型の重機やトラックが出入りする現場では、道路の使用許可を取り、必要に応じて誘導員を配置します。通学路や生活道路に面している場合は、時間帯を調整することもあります。

近隣への配慮にかかる手間は、見積書では「養生」「誘導」「諸経費」などの項目に含まれます。これらが省かれた安い見積もりは、工事中のトラブルにつながりやすいので注意してください。

解体後の土地の使い道で、仕上げ方を決める

重量鉄骨造の建物を解体したあとの土地は、売却、駐車場、建て替えなど、使い道によって必要な仕上げが変わります。仕上げ方は見積もりの金額にも関わるため、解体を依頼する前に決めておくと、二度手間を防げます。

売却する場合

更地で引き渡すことが条件なら、地中に基礎や杭、がれきが残っていないかを確かめ、整地して引き渡します。買主が建物を建てる予定なら、地中のものの扱いについて、売買契約の条件を先に確かめておくと安心です。

駐車場として使う場合

整地したあとに砕石を敷き、車が乗っても沈まないように締め固めます。区画線や車止めまで必要かどうかで、費用が変わります。当社でも、畑を整地して砕石の駐車場にした事例があります。

建て替える場合

新しい建物の基礎工事に合わせて、地中の基礎や杭をどこまで撤去するかを、建築会社と相談して決めます。重量鉄骨造の基礎は大きく深いことが多いため、撤去の範囲で費用が大きく変わります。

見積書で確かめたい6つの項目

重量鉄骨造の見積書は、木造住宅に比べて項目が多く、比べにくいものです。次の6つを確かめると、比べやすくなります。

  1. 構造の判断が書かれているか:重量鉄骨として見積もっているか、軽量鉄骨として見積もっているか。
  2. アスベスト調査の扱い:事前調査の費用が含まれているか。除去が必要になった場合の扱いはどうか。
  3. 残置物と設備の撤去:建物内に残るものの撤去が含まれているか、別料金か。
  4. 鉄くずの扱い:売却分を反映しているか。
  5. 基礎の撤去範囲:地中の基礎や杭をどこまで撤去するか。
  6. 追加費用が出る条件:どんな場合に、どう連絡して、いくら増える可能性があるのか。

6つのうち1から5は、現地調査と書類でほぼ確定できる項目です。ここが見積書に書かれていなければ、契約の前に書き足してもらうようお願いしてください。口頭の約束だけでは、工事が始まってから「含まれていなかった」という食い違いが起きやすくなります。

当社では、地中から想定外のものが出てきた場合などは、作業前にご説明し、ご了承をいただいてから進めます。事前に合意のない追加費用を請求することはありません。

愛知県内で、累計350件を超える解体を手がけてきました

350件以上

これまでの累計施工件数

4つの構造

木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造に対応

5種の資格

解体工事施工技士、一級土木施工管理技士 ほか

見積もりの出し方について:重量鉄骨造こそ、電話だけで金額を決めない

以下は、当社が重量鉄骨造の見積もりで大事にしている方針です。

重量鉄骨造の解体は、同じ延床面積でも、鉄骨の量、外壁の材料、アスベストの有無、建物の中に残っているもので、費用が大きく変わります。木造住宅なら坪単価からある程度の目安が出せますが、重量鉄骨造でそれをやると、見積もりと実際の金額の差が大きくなりがちです。

だからこそ当社は、重量鉄骨造の解体では、電話やメールだけで金額を確定させず、必ず現地で構造を確かめてからお見積もりをお出ししています。最短で当日に伺えるので、現地調査がお客様の手間になることは、ほとんどないはずです。現地調査に立ち会っていただく必要もありません。鍵の受け渡し方法さえ決めていただければ、こちらで建物を確かめ、結果をご報告します。

もう一つ、費用の比べ方についてです。重量鉄骨造の見積もりは、アスベスト調査、鉄くずの扱い、基礎の撤去範囲の3つで、会社ごとの差が出やすい部分です。総額だけを見て安い方を選ぶと、あとからこの3つで追加費用が出ることがあります。反対に、この3つが丁寧に書かれている見積書は、現地をきちんと見て作られている証拠でもあります。金額の差が小さいなら、内訳の説明が具体的な会社を選ぶほうが、工事中のトラブルを避けやすいと当社は考えています。比べるときは、総額より先に、この3つがどう書かれているかを見てください。

当社が手がけた事業用建物の解体事例

当社が愛知県内で手がけた、事業用の建物の解体事例を紹介します。

工場跡地の解体(瀬戸市・45坪)

工場跡地の解体で、有害物質であるポリ塩化ビフェニルの事前調査をおこない、法律にもとづいて適切に処理しました。売却を前提とした解体だったため、買主のご要望に合わせて整地まで仕上げています。

倉庫の解体(東海市)

両隣にカーポートがある敷地で、重機を使うと傷つけるおそれがありました。そのため、両隣に近い部分は手作業で解体しました。敷地が狭い現場でも、作業の方法を変えることで対応できます。

店舗の解体(岡崎市・65坪)

隣の家のブロック塀が傾いていたため、倒壊を防ぐことを優先して、手作業で撤去しました。解体する建物だけでなく、周りの状態まで確かめてから作業の手順を決めています。

3つの事例に共通するのは、建物の構造や規模だけでなく、周りの建物や地中、残っているものまで含めて、作業の手順を先に決めていることです。事業用の建物は条件が一つずつ違うため、同じ手順を当てはめることはしていません。

お客様の声

お客様評価 平均★4.7掲載元・件数を確認中

★★★★☆

遠方の実家の解体も、安心して任せられた

現地調査の説明がわかりやすく、工事後の滅失登記のサポートまであり、すんなり終えることができました。

★★★★☆

追加費用なく、見積もり内で収めてくれた

予期しない事態も起きましたが、見積もり内で収めていただきました。3社の見積もりを比べてお願いしました。

★★★★★

計画より早く解体が進んだ

こちらの要望に迅速に対応してくれて、解体も計画より早く進めてくれました。

よくある質問

重量鉄骨造の解体費用は、木造より高くなりますか?
はい、高くなりやすい構造です。鋼材が太く重いため、切断や運搬に手間がかかり、大きな重機が必要になることが多いためです。具体的な金額は、現地で構造を確かめてからお出しします。
自分の建物が重量鉄骨か軽量鉄骨か分からなくても、見積もりは頼めますか?
はい、頼めます。現地調査の際に、柱や梁の太さから構造を確かめます。設計図や確認申請書があれば、あわせてご用意ください。
3階建ての鉄骨造も解体できますか?
はい、ご相談ください。足場と養生で建物を囲い、上の階から順に外していく手順で解体します。敷地や道路の条件によって使う機械が変わるため、現地で確かめてから計画します。
アスベストの調査は必要ですか?
はい、必要です。解体工事の前には、アスベストを含む建材があるかの事前調査が法律で義務づけられています。床面積が80㎡以上の建築物の解体では、結果の報告も必要です。
解体で出た鉄骨は、費用から差し引いてもらえますか?
鉄くずは資源として扱える場合があり、相場によっては費用に反映できることがあります。扱い方は現地調査の際にご説明します。
店舗や倉庫、工場の解体も頼めますか?
はい、承ります。法人や不動産会社の方からのご依頼も歓迎しています。建物の中に残っている設備や機械の撤去も、あわせてご相談ください。

まとめ:構造と、建物の中に残っているものを伝えて相談する

重量鉄骨造の解体費用は、延床面積と坪単価だけでは決まりません。鉄骨の量、階数、外壁の材料、アスベストの有無、建物の中に残っているもので、総額が大きく変わります。

ご相談の際は、建物の構造(わかれば)、階数と延床面積、建物の中に残っている設備や什器、解体後の土地の使い道を伝えてください。当社では、最短即日で現地調査に伺い、構造を確かめたうえで、内訳のわかるお見積もりをお出しします。

当社は、解体工事業の建設業許可(愛知県知事許可)に加えて、愛知県・岐阜県・静岡県・滋賀県で産業廃棄物収集運搬業の許可を受けています。コンクリート造の解体作業指揮者などの資格を持つ者が、鉄骨造やコンクリート造の解体を担当します。

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参考資料

  • アスベストの事前調査と結果報告(床面積80㎡以上の建築物解体):品川区「解体等工事を行う皆様へ」(2026年10月確認)
  • 分別解体と再資源化の義務:建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律
  • 当社の料金の目安と施工事例(2026年10月時点)